昨日の夜から、大奥三昧。
まずは昨日の夜、第一章【スペシャル】(115分)と、初代大奥1【薩摩からきた女】(195分)を見ました。
今日は11時頃に起きて、また見始めて。
2【皇女御降嫁】(144分)・3【最後の夫婦】(144分)・4【女たちの新時代】(141分)を休み無しでぶっ続け!


見終わったのは夜の7時半。楽しかったです。


でもやっぱり、上様は徳川家光様が一番素敵です。
家定様の様な、静かに徳子様を想うお方も良いですけれども、やっぱり家光様。
竹千代様と呼ばれていた幼少時代のお寂しいお心もちが、表れているようです。
何一つ自分で取り決める事が出来ず、実の母*1からも冷たくされ、何かと国松様と比べられる日々。
「福を母と思し召せ」と言われ、福*2にすがるお姿…。


やっと見つけたたった一人心の休まるお方、お万の方様*3を側室に向え、愛すも、その想いさえなかなか届かず、他に想い人を作られてしまうほどの悲しいお人。
御見台様(孝子様)の他に、お万の方様・お楽の方様・お夏の方様・お利沙の方様と4人の側室を迎えたけれど、本当に愛していたのはお万の方様だけだったそうです。


最後には、御見台様にも、側室の方々からも愛されてる事に気づき、幸せだったのではないでしょうか。
人は、大切な事に気づくのが遅いようです。





それにしても、家茂様の御見台(和宮近子様)役の安達祐美さんは、着物が良く似合っていました。京式の着物も、江戸式の着物もよーく似合っていました。お人形さんみたい。


てるてるあしたにも出演していた木村多江さんも出演していました。
実はこの方目当てで、大奥のレンタルを決めたのでした(笑)
この方は思っていた通り、着物が良くお似合いでした!京風の言葉もお似合い。2シリーズに渡って出演していましたが、どちらも素敵でした。
まずは、徳川家光様の「御見台孝子様」としての役。
こちらは上様を想うも想いが届かず、宴だけが楽しみという悲しい役どころ。煌びやかな衣装をつけていても、形ばかりの夫婦だった訳です。
もう一つは、徳川家茂様の時代の大奥総取締代理「初島」役。
家茂様の御生母である実成院様と、御見台様和宮様の板はさみにより、気が休まらなくなり、ご法度である男子との密会を重ね、島流しになってしまう役。


どちらの役も、それぞれに素敵でした。

*1:御江与様

*2:後の春日局

*3:後に大奥総取締役になる方