今週はハチクロ*1を読み返していました。


改めて読んで、共感できる事が一番多い漫画だと思いました。


誰かが輝かしく、自分があまりにちっぽけな存在に思えるという事。
自分の一番好きな人が自分の事を一番好きになってくれる、それぽっちの条件なのに、永遠に揃わない気がする事。
この時期に竹本くんが感じていた、感覚。
からっぽの音が聴こえてくる事。
答えなんてないという事。
自分の言葉を総動員しても、届かない想いがある事。
色んなモノで目隠ししていた「カラッポ」の自分に気付く時が来る事。


今、ちょうど「からっぽ」の状態。
どこからとなく問いかけられる「居場所が有るのか」という問いに、答えられない。


誰かに必要とされるという存在は、無いと気付いた時にはもう遅いのだ。


逃げても変えられない現実が有って、その中に居るしか、ないんだ。

*1:はちみつとクローバー