センセイの鞄

読破しました。
国語の教師と、教え子のお話。
30歳以上離れているこの二人の、距離感が良いです。
これくらい少しずつ少しずつ歩み寄れるって、温かいですね。
追いつこう追いつこうとする教え子に対して、
どんどん先を行って、追いつけないよと思っていたら、すぐ傍に居たりして。
同年代の人で、なんでも急いでる感じがして、ついてけない。
30以上も離れてると、警戒心もあまりないだろうし、考えもしっかりしてるし。
「アンタは考えが大人すぎんのよ」と言われる私には、
とっても温かな物語でした。

センセイの鞄 (文春文庫)

センセイの鞄 (文春文庫)