出会いから別れへ

彼らの音楽に出会ったのは、私が高3の時でした。
その時、私は就職活動中で11月の時点で2社くらい落ちていました。
もう就職なんて出来ないのかもな、と思っていた時でした。
進路の先生に、“嘘をついてでも、自分を良く見せなさい”と、言われた事が有りました。
私は納得が出来ませんでした。
嘘の自分で受かって、それは嬉しいと思えるのか?それは偽者の自分じゃないのか?
そう思ってしまってからも、何社か受け、また落とされました。
そんなとき、彼らのデビューシングルを買い、カップリング曲「かわれないので」を聴きました。
彼らの曲を一番最初に聴いた時よりも、衝撃的だったかもしれません。
それから、どんな事を質問されてもありのままを答えようと、すっきりした気持ちでいる事が出来ました。
やっぱり、自分の納得できる事を選ぼう、そう思えました。
それまで経験した事無かった精神的な病気になって、自分が凄く追い詰められてる事が、自分で分かっていながらも、どうにも出来なかった。
それが、彼らの曲で空が晴れていくようでした。
彼らに救われたのは、この5年弱で何度も何度もありました。



彼らには「ありがとう」「幸せになってね」と心からの拍手を贈りたいです。

とうきょう

とうきょう

七つのひらがな

七つのひらがな