UDON

友達と観て来ました。
非常にシュールな映画でした。
劇場内には小学生くらいの男の子が居たらしく、大声で爆笑していました。
きっと家族で来たんでしょうね。微笑ましいです。
横には夫婦で観に来ている方も居て、なんか良いなと思いました。
私の両親も最近になって母が仕事を辞めたので、夫婦で映画に行くようになりました。


ネタバレ↓

うどんってすごく種類が有るものなんだなって思いました。
食べ方もひとそれぞれで…
ダシもその地域によっても違うでしょうし、麺の太さもそう。
すごくシンプルなのに美味しい。
しょうゆベースだったり、ダシベースだったり。
トッピングによっても味わいが全く変わって来ますよね。
しょうゆをプラスしたり、卵、ねぎ、おろし、天ぷら、お肉、かきあげ、薬味。。。
本当にいろんな食べ方が有って面白い食べものです。


パワフルで、面白くて、温かみのある、そんな映画ですね。
うどんの魅力に初めて気付きます。
あ〜、こんなにうどん作るのって大変なんだ、って。
同じ味を作り続けるってこんなに難しくって大事な事なんだって思います。
何かをし続けるって、簡単じゃない。
誰かの頑張りが有って、それを支える誰かが居て。
そしてそれを待ってる誰かが居る。
だからその待ってくれる「誰か」の為に、支えてくれる人の為に、自分の為に、何かを続けられるんですね。
その「誰か」がたった一人でも、何万人でも同じ事なんですね。


私は「そばorうどん」だったら、断然うどん派なんです。
普段、外でうどんを食べる事は無いんです。
実家で母が作ってくれるうどんが”一番”美味しいと思うからです。
でも、母は作り方を教えてくれないんです。
誰に教えて貰った味ではなく、すべて自分で作り上げた味だから、
これは絶対教えない!!と言われます。
風邪を引いたとき、寒い日に食べたくなる、そんな大好きな味です。